壁を使わないデザフェスブースの作り方

2021年11月30日 at 1:48 PM

デザフェスvol.54に出展した際、ブース作りについてご質問を頂きましたので、せっかくなので記事にしようと思います。

以前もデザフェスブースの作り方について色々書いたのですが、その記事を書いたのは4年も前…。

その間もTetra Styleはデザフェスに出続けていたわけですが、やはり「壁、(金額的に)高くない…!?」となり、壁を付けずの出展も何度か行い、ブース作りも試行錯誤しました。

google検索の予測変換でも「デザフェス」って入れると続けて「壁なし」って出てきたりするので、できるなら壁なしでどうにかしたいですよね。

以前の記事では「お金あるなら壁つけよう!」みたいなことを書いたのですが、今までの反省も踏まえ今回は壁を使わずに良い感じのブースを作る方法をまとめました。良ければ参考にしてみてください。

cona 過去のブースレイアウトの記事はこちらから!

目立って見やすいデザフェスブースの作り方(壁あり編)

その他イベント出展時の持ち物に関しての記事はこちら

イベント出展の際に役立つTips(事前準備編)

イベント出展の際に役立つTips(持ち物編)

2023年9月追記:目立って見やすいデザフェスブースの作り方2

てとらアイコン2 壁を付けるメリットはなにか?

前回書いた記事の壁を付けるメリットは大体こんな感じです。

  • 仕切りがあるので自分のブースの世界観を守れる
  • 背景があるので商品がごちゃつかない
  • 壁面にも作品や商品が飾れる
  • 看板が付けられる
  • POPや落書きなどでアレンジできる
  • ライトが付けられる

はい、壁を借りずにできるだけなんとかしてみましょう。

※「ライトが付けられる」に関しては、暗いエリア出展でなければ正直必須ではないかな?と思います。その代わりに目立つ看板を作りましょう!

ついでに毎度恒例、初期の頃のブースの様子も出しておきます。壁なし机なし看板なしで組んでいました。

(厳密に言うと真ん中らへんにフォトフレームに入った屋号はありますが…。)

ちなみに高さを出すためにも設営的にも机は借りた方が圧倒的に楽です…。

ブースの様子

しぃるアイコン2  簡易壁を立てて背景&商品を飾れるスペースを確保

それでは、壁を使わずにできるだけブースレイアウトを改善していきましょう。

壁のメリットの一つは背景です。商品の後ろが抜けるとごちゃついて見えてしまい、商品が見づらくなってしまうのです。机に乗る程度で良いので簡易の壁を作りましょう。

簡易壁の例の一つとしては、有孔ボードです。ホームセンターで購入し、2つ並べて立てました。

Tetra Styleのブース

有孔ボードは専用のフックや、フック付きの棚があると商品が飾れます。これらもホームセンターに売っています。

好きな箇所に棚やフックを取り付けられるので、飾る商品が変わってもレイアウトに融通がききますし、付け替えも力がいらず簡単です。取り外せてコンパクトにまとめられ、軽いので搬入出も楽に行えます。

アクセサリーなどの小物をたくさん並べたい時にも向いてそうですね。

有孔ボードは100円均一のお皿立てを複数個使い、斜めに立てています。商品の重さなどで倒れないように注意しましょう。やや上向きになっているので平たいモノ(本やポストカードなど)も目線にも入りやすいです。POPも色々付けられますね。

有孔ボードそのままの色合いだとクラフト系や自然系な雰囲気に合いますし、好きな色を塗ってカスタムしてもいいと思います。

赤レンガ出展
別イベント出展の様子。フックや棚を組み替えています。

 簡易壁に看板を付ける

先程の有孔ボードでブースを作った時は看板をあまり重視していなかったので、簡単にプリントした紙をぺろっと貼るだけになっていたのですが、事前に出展者紹介でブースをチェックしてくれている人に見つけてもらうためや、今後ファンになってくれる人に対してもやはり目立つ屋号の看板はあった方が良いと思いました。

という訳で、看板はマストです。

壁を付ける最大のメリットは「絵や商品を飾れること」と「看板が付けやすいこと」だと思います。

簡易壁があることにより、商品も看板も目線の位置に設置することができます。

こちらが簡易壁に看板を付けたブースです。

この時の簡易壁は東京チャネルデザインさんのひな壇45cmを2つ並べて作っています。

プラダンを組み立てて簡単に作れます。こちらも軽くてコンパクトになるので搬入出◎!

段の手前には透明のこぼれ止めパーツ(別売)もつけているので、商品が手前に落ちてくる心配もありません。ここにPOPを付けたりもしました。

(東京チャネルデザインさんでは以前マグカップ用の専用什器も作っていただきました。毎度お世話になっております!)

東京チャネルデザインさんでは他にも30cm幅のものやカウンターディスプレイも様々取り扱っておられますので、チェックしてみるとぴったりのものが見つかるかもしれません。

こちらのひな壇は最上部の段にも背面がある有り難い仕様なのでそのまま看板を立てかけることができました。

看板はひな壇2個繋げた幅に合わせて横90cmのものを作りました。スチレンボードに印刷してカットしています。

看板は大判印刷のプリオさんに発注しました。

プリオさんは

  • RGB印刷OK
  • 1枚からOK
  • 即納品
  • オリジナルカットOK
  • 梱包が本当に丁寧
  • 大きい看板は折りたたみ仕様にしてくれる
  • 安い(次回使えるポイントをたくさんくれる)

と、いいこと尽くしなのでこちらもよく利用させて頂いています。

こちらの看板、写真では全くわかりませんが、真ん中に折り目がついているのでパクっと半分に畳めるんですよ。持ち運びが楽になります!

さらに、今回はブースを目立たせるもうひとつの工夫として、テーブルの上に蛍光ピンクのカッティングシートを敷いてみました。これはブーステーマによって使える人と使えない人がいるとは思いますが、一つのアイディアとして。笑

発色がとても良いので下に敷いている黒い防炎布とも相まってとても目立ちました!

※ちなみに左側の背景の黒い布部分は後ろのブースの方のものです。

カイアイコン 簡易壁の選択肢としてハンガーラックのレンタルもあり

ブースの様子

さて、簡易壁のさらに別バージョンとしてハンガーラック(ポール)をレンタルするというのもありです。

デザフェスのレンタル備品の中に「シングルハンガー」というのがあるのですが、これが思ったより背丈が高くてよかったです。(画像右半分のTシャツなどがかかっているポールです。ハンガーは持参です。)

レンタル費用も2,700円とレンタル品の中ではお手頃価格。

この時の出展は元々手搬入のみの回だったので、壁を付けるほどでもないなと思った&服系の商品が多かったのでシングルハンガーをレンタルしてTシャツやトートバッグを飾ってみました。

商品でなくても大きめの布をかけて背景にしたり、上部に看板をつけるなどして活用もできそうなので、ブースの雰囲気に合いそうでしたらチェックしてみてくださいね!

 原画やイラストを飾りたいならやっぱり壁は欲しい

雑貨や小物類の販売をメインにする場合は壁がなくてもそれなりに展開できました。しかし、原画や写真を飾って見て欲しい、イラスト作品自体を売りたいなどと言った場合にはやはり壁が最適解かなと思います。

この時(画像上)はTetra Styleのイラストと物語をお客さんに見せたかったので、壁に看板を付け、イラストと物語をパネル展示し、ライトアップもしました。ちょっとした個展のようで、これはこれでとても楽しかったです。

こちらはA0サイズのポスターをででーん!と貼って、イラストに合わせてストリート感を出した時のブース。これもとても楽しかったですし、インパクトがあり、たくさんの人にイラストを見てもらえました。

自分がなにを見せたいのかを考えて、最適な展示方法を見つけられるといいですね。

ブースレイアウトなどでなにかご質問などありましたらお気軽にTwitterなどからお声がけください!

Tetra Style Twitter

それではまた!!

2023年9月追記:目立って見やすいデザフェスブースの作り方2 の記事も公開しました!

こちらは机上の壁ではなく、もう少し壁らしい壁作りにチャレンジした記事です。
合わせてご覧ください♪

イベント出展の際に役立つTips(持ち物編)

2018年10月1日 at 6:44 PM

Tipsタイトル

しぃるアイコン2  イベントに持っていくと便利!なアイテムを紹介するよ

以前書いたこちらの記事が好評でしたので、今回も自分たちの備忘録も兼ねて当日持っていくと設営やイベント中に便利だなと思うアイテムをご紹介します。

もちろんブースや扱う商品によって必要なものは変わってくるかと思いますので、こちらは参考程度にして取捨選択してみてくださいね!

  搬入・搬出・設営にあると便利!

マスキングテープ

必要度:★★★★★

簡単きれいに貼ってはがせるので値札やPOPを貼ったりするのに大変便利。

2~3個用意しておくと設営の時などにそれぞれが使えて良いです。

かわいい柄のものでも良いのですが、無地のものをまとめて買っておくと安いですしガンガン使えるのでこちらをオススメ。(殆ど見えないところに貼ることが多いですしね。)

ホームセンターで売っている「塗装用」と書かれた無地マステは粘着力がとても弱いことがあるので注意です。日東さんのマステが個人的には好きですよ。破れやすいものに貼る場合など粘着力が強いと感じた場合は一回手の甲に貼って剥がしてから使うと粘着力を調整できます。

幅も色々ありますが、15~18mm幅のものが一番使いやすいと思います。

養生テープ

必要度:★★★☆☆

こちらも簡単きれいに貼って剥がせるので1つあると便利です。(マステより粘着力は強いです)

手できれいにサクっと切れるのも良いところ。

紙ガムテープと違い、表面にもテープがくっつくのでダンボールの箱を閉じたりするのにも使えます。

目立って見やすいデザフェスブースの作り方!でも紹介した看板裏に貼ってあるものがこれですね。

デザフェスの壁は基本的に何をしても良いのですが、例えばお店などの「傷つけてはいけない壁面に強力な両面テープを貼りたい」といった場合、壁に養生テープを貼り、その上に強力両面テープを貼ることで、剥がす際に壁が傷つくのを防ぐことができます。

ガムテープや両面テープを貼るのは駄目だけどマステや養生テープならOKというところは割とありますが、どちらにせよ事前に何を使ってもいいのかは都度確認してくださいね。

布ガムテープ/紙ガムテープ

必要度:★★★★★

搬入・搬出の際にダンボール箱を閉めたり梱包したりするのに絶対必要。がっつりくっつきます。

安いので紙ガムテープを購入しがちですが、重い物などがっつり梱包したいものはやはり布ガムテープの方が安心です。2個くらいあるといいです。

両面テープ/接着剤

必要度:★★★☆☆

両面テープは普通・強力・しっかり貼ってきれいに剥がせる・スポンジ状など様々なタイプがあります。

両面テープはしっかりくっつく分、貼ったものに跡やテープが残ります。目的に合わせて用意しましょう。軽い紙しか貼らないのであればマスキングテープをくるりんとするだけで事足りることもあります。

接着剤はどんなものにも貼れる強力なタイプのものを1つ用意しておくと看板を設置する時に役に立ちます。

油性ペン(中・太)

必要度:★★★★★

太い方は梱包の時、ダンボールに何をしまったかなどをガツガツとメモするのに便利。中サイズのペンでも良いですがダンボールに直接書くと細くてあまり目立ちません。

油性ペンは基本的に色々なものに書けるのでとりあえず1本ずつあると良いと思います。

中サイズはイベントの最中にPOPを追加で作りたくなった時や、デザフェスの場合壁に絵を描く時にも活用できますよ。

はさみ/カッター

必要度:★★★★★

ダンボールをさっと開ける、梱包をほどく、その場でPOPを作る、袋を開けるなどとにかく持っておくと安心。こちらははさみとカッター両方あるといいですね。100均で売ってるもので十分です。

画鋲

必要度:★★★★☆

穴を開けて良い壁に使用します。(こちらも使用可能かどうかイベント運営に確認してください!)

ウォールバーの設置などはネジを使わずとも画鋲で対応できます。デザフェスの壁に使用する際は、力が多少必要なこと、裏面に飛び出していないかどうか注意してくださいね!

水平器/定規

必要度:★★★☆☆

看板やウォールバーが水平に設置できているかなどを確認できます。

特に水平器はあると一人でも水平の確認ができるので便利です。100円均一でも売ってます。

台車/キャリーカート/自転車ロープ(ゴムバンド)

必要度:★★★★☆

台車は車で搬入した時など、多くの荷物を一気に運ぶ際に使用します。こちらは軽くて静か、且つ大きめなので、荷物が多い人にはオススメですが、家にしまっておくにはかなり大きいサイズなので自分に必要なサイズを選ぶようにしましょう。また、自宅周辺で台車を使うと結構な音がしますので、静音タイプを選ぶとあまり気になりません。

キャリーカートは殆どの荷物は宅配にして、手持ちで少数のダンボールや荷物を運ぶ場合に便利です。荷物はトランクケースに入れていってもいいですが、キャリーカートは荷物がなくった時にかなりコンパクトに折り畳めるのが利点です。机下に置いておいてもさほど邪魔にはなりません。

ゴムバンドは台車で荷物を運ぶ際、多くの荷物、またはあまり安定しない荷物を積んでも補助してくれる役目をします。こうすることで車↔ブースの往復回数を減らします。(キャリーカートにはデフォルトでゴムバンドが付いていますが、2重でかけておくと安定感が増します。)自転車ロープは100円均一でも売っています。

カイアイコン  イベント中、テーブル裏に準備!

コインケース

必要度:★★★☆☆

50円玉と100円玉を扱う時はこれがあると間違えなくて便利です。

最後に売上を数えるのにも便利。これも100円均一でも売ってます。

薄手のウェストポーチ

必要度:★★★☆☆

お釣りはここに入れて身につけておくと、いつでもどこでもさっとお金が取り出せます。難点は小銭が一緒くたになってしまうこと。

うちはコインケースは最後の売上計算時に使用して、イベント中の会計はウェストポーチという使い方をしていますが、使いやすい方でやるといいと思います。

商品お渡し用の紙袋

必要度:★★★★★

商品を一つ、または複数買ってくれたお客さんに渡す用に紙袋です。マチのあるもの、ないものなど商品サイズに合わせていくつか用意しておきましょう。

Amazonの他、ホームセンター、シモジマなどで買うことができます。

(シモジマは包装用品専門のお店ですので、オンラインショップを覗くだけでも楽しいですよ。必要な梱包材が見つかるはず!)

最近では印刷屋さんに頼んでオリジナルのショッパーを作る人もいますね。

そんなにお金はかけられないけど、オリジナルのショッパーにしたい!という人はタグを付けたり、ショップ名の消しゴムハンコを作って押したりするのも良いと思います♪

ちなみにTetra Styleは商品お買い上げのお客さんに、その場でご希望のキャライラストを紙袋に描いてお渡ししておりますが、これはかなり好評です!「紙袋全部とっておいてますよ!」と言ってくれる方も…ありがたや…。

※紙袋イラストのサービスはイラストレーターがブースにいる時に限りますが、安心してください。大体います。

レジ袋

ゴミ袋

必要度:★★★★★

お昼を買ったレジ袋で良いです。それを机の裏側に設置しておきましょう。

イベント中もなんだかんだでゴミが出るのでそこに捨てるようにすると散らかりません。

他、大きいゴミ袋があると設営後のゴミや梱包材をしまったりもできます。

黒ボール紙

黒ボール紙/白ポスカ/ゴールドインクペン

ハガキサイズ用紙/厚手のクラフト紙/カラーペン

必要度:★★★☆☆

急遽POPが必要になった時に使います。黒ボール紙×白ポスカ×ゴールドインクの組み合わせで作ると手軽におしゃれ感が出るので私は好きですが、作品の雰囲気に合わせてテクスチャのある厚手の白い紙またはクラフト紙×カラーペンでも素敵に仕上がりますよ。工作に使うようなテクスチャのない色画用紙を使うと安っぽく見えやすいので注意です。

黒ボール紙はキャンドゥで手に入ります。画用紙よりも厚手なのでしっかりしていて、長く使ってもヨレません。厚手だけどハサミで簡単に切れるのもオススメポイント!このくらいの厚手の紙を探す場合は「ハガキサイズ」で探すとヒットしやすいです。

 

てとらアイコン2 その他の持ち物チェック!

  • 商品
  • お釣り
  • スマホ
  • Square
  • モバイルバッテリー(スマホをSquareと連携するので充電に余裕を持って!)
  • ショップカードや名刺
  • ボールペンなどの筆記用具
  • 値札やPOP類、看板
  • 持ち込む場合は机や椅子などの什器
  • 商品レイアウト用の棚、箱

いかがでしたでしょうか?

みなさまのイベント出展のお役に立てたら幸いです♪

これもあったら便利だよ!というものがあったら教えてくださいね。

Tetra Styleの今年のイベント出展予定はこちらから!

イベント出展の際に役立つTips(事前準備編)

2018年8月27日 at 11:35 PM

Tipsタイトル

てとらアイコン2 イベントには何を用意していけばいいの?

ここ最近、デザフェスなどのイベントに年3〜4回くらいは出させて頂いてるおかげで、出展の際に何を持っていけば良いのか?何を用意すれば良いのか?ということが大体固定化されてきました。

自分たちのメモ用も兼ねてTipsをまとめましたので、これからイベントに出てみよう!という方にも参考になればと思います!

ブースの作り方自体はこちらの記事「目立って見やすいデザフェスブースの作り方!」にまとめてありますので、そちらも御覧くださいね♪

  商品とお金の管理はSquareで!

イベントで高額の商品を販売する時、クレジットカードが使えるとお客さんは便利ですよね。

また、それほど高額の商品でなくてもイベント後半で現金がなくなって買えない…なんてこともあるかもしれません。

そこであると便利なのがSquareです。

ポケットサイズのIC カードリーダーで、WiFiまたは、4GやLTEなどのモバイルネットワーク通信で使用できます。

スマホやタブレットのイヤフォンジャックに挿して使用するもので、価格は4,980円(税込)です。(2018/08/27現在)

Square筐体と専用アプリを使用することでお客さんはカードの利用が可能になりますし、POSレジとして使用できますので商品の管理も同時にできるようになります。

詳しくはSquareのページでご確認ください!

お釣りはいくら用意する?

販売する商品価格にもよりますが、うちはいつも2万円用意しています。

5000円×1枚

1000円×10枚

500円×4枚

100円×27枚

50円×5枚

10円×5枚

くらいの内訳です。100円と1000円札は多めにあるといいと思います。

50円が紛らわしい場合は商品価格を100円単位で設定するのも手ですよ。

さぼってん POPや値札はラミネーターがあると便利♪

ラミネート

宣伝POPや何度も使いたい値札などはラミネートしておくと丈夫になり見栄えもします。

1回使用するとボロボロになりがちな紙類の折れたり濡れたり破れたりということが防げますので、保管しておけば次回のイベント時に使い回せるのもよいですね。

私が使用しているのはこのラミネーターです。

◆アイリスオーヤマ ラミネーター A4 LTA42E

今は新型が出てました。

◆アイリスオーヤマ ラミネーター 省スペース A4 LTA42W ホワイト/グレー

A4サイズで十分だと思います。小さい値札などは複数個並べて一気にラミネートしてしまいましょう。

Sold outは複数作っておくと便利です。あと名刺横に置くTake Freeなどがあると良いと思います。

ラミネートできないものは裏打ちする

ラミネート機以上のサイズのものや、1回しか使わないけど破れにくくしたい場合などは裏打ちすることをオススメします。

印刷物の裏側4辺ギリギリにガムテープを貼りましょう。これをするだけである程度丈夫になって掲示しやすくなりますし、ラミネートと違って大判のものは丸めることもできます。

コピー用紙などの薄くてコシのない紙に特に有効です。

裏打ち

さぼってんgirl 火災NG!大判の防炎布を用意!

防炎布とは難燃性の布のことです。

最近イベントでは火災事故に備えて規制が厳しくなっています。

自分たちは火を使っていないから大丈夫と思わず(他から燃え移る可能性もあります)、テーブルに敷く布は少し高くても防炎布を用意するようにしましょう。

2枚持っていると、1枚はテーブルクロスに、もう1枚は一時的にブースを空ける時や1日目終了の際商品の上に掛けて隠す用に使えます。

イベントによっては防炎布でも防炎タグが付いていないとダメ、ということもある様です。確認して購入しましょう。

 机の裏側を整理しよう☆

マスキングテープやマジックなど頻繁に使うものはすぐに取り出せるように整理しておくと作業がスムーズになります。簡単なのは100円均一で売っているウォールポケット。机の裏側にセットしておくと細々したものを収納できて便利です。

私達は普通のウォールポケットを使っていますが、こういったイベント用に作られたポケット付き敷き布「あの布」も良さそうです。防炎布で作られたものもあります。

(ウォールポケットは安くて良いのですが、机の設置が少々めんどくさいと言いますか、テープでの貼付けだと耐荷重がそんなにありません。敷布を兼ねていると落ちなくて便利そうですね!)


または以前「真夏のデザインフェスタ2018レポート」の記事でも紹介しました東京チャネルデザインさんが卓下什器を扱っているので、こういったものを使って在庫も含めて整理するのも良さそうです。

しぃるアイコン2  お品書きを書いて新商品をわかりやすく!

新商品と値段を1枚の紙にまとめてみましょう。

どれが今回のイベントの新商品なのか分かりやすくなります。

イベントの1週間前くらいまでに作成してSNSやブログで宣伝すると効果的です。

(出展ブースが数多くある場合は会場入口からブースまでの地図も一緒にあると尚良いです!こちらは当日の掲示は不要ですが。)

過去に作ったお品書きはこんな感じです。屋号、イベント名、ブースNoも入れておくと親切ですね。

お品書き

ポップアンドパネルスタンドで卓上に飾って置くと目立ちます。

売り切れたらSOLD OUT札をお品書きに貼っていきましょう!

cona  まとめ

簡単なTipsをまとめました!

また何か思いついたらまとめようと思います。

ご質問などありましたらTwitterでお気軽にお声がけくださいね♪

それでは!

さぼってんgirl 関連記事

目立って見やすいデザフェスブースの作り方!

2017年6月2日 at 5:32 PM

ブース全体

てとらアイコン2 デザフェスで目立つブースを作りたい!

デザフェスほどの出展者数がいると、自分のブースを目的に来てくれる常連さんに見つけてもらうのも、通りかかった人に気に留めてもらうのも一苦労…!

私達も毎度悩むブース作りですが、デザフェスに出展する方は同じく見やすく注目されるブース作りに苦労している方も多いのではないでしょうか。

今までTetra Styleは、Sサイズを1ブース、壁なしで出展していました。どんな風だったかというと、こんな感じ。

ブースの様子

壁がないのでブース名を書いた大きな看板が設置できず、どこまでがTetra Styleのスペースなのかもよくわかりません。

※この時はお隣の方に許可を貰って左側の壁ウラを使用させて頂いておりますが、お隣の方に壁があるかどうかは偶然ですし、最近ではトラブルの元になるため壁ウラを使用しないでくださいとのアナウンスを聞きました。

また、1ブースだけだと商品を並べるのでいっぱいいっぱいになってしまい、スタッフが出入りするのもスレスレ。お客さんが見ているのを邪魔してしまったり、商品を落とさないようにかなり気を配って移動したりしていました。

デザフェスは、複数ブースはもちろん壁もレンタルすると高いので今まで我慢していたのですが…今回初挑戦してみました。

そして出来上がった今回のブースはこんな感じ!(商品を中心にした出展レポートはこちらの記事から。)

Tetra Styleブース

商品がすっきり並んでいてかなり見やすくなりました!同じ商品種類と個数ではないですが、比較すると全然違いますよね。

お客さんの反応を見ても今までより目にとめて貰うことが劇的に増えました!これは出展していてかなり楽しい♪

そんな訳で、ブースレイアウトに悩んでいる方のために今回のブース作りをどのように行ったのか、一つずつご紹介したいと思います。宜しければ参考にしてくださいね。

しぃるアイコン2 ブースを拡大 & 壁を付けた!

今回は奮発してブースの広さは2倍(Sブース×2)、そして全面に黒い壁を設置することにしました。

壁は表面に黒い紙が貼ってあり、養生テープ程度の粘着力のものを貼って剥がそうとすると一緒に黒い紙も剥がれてしまうので注意です。仮止めなどをするにはマスキングテープがおすすめ。また、仮に紙が剥がれてしまっても少しだけであれば黒いマジックで塗れば目立ちませんよ。

広さが2倍と言ってもSブースが横並びに2つ分なので浅い奥行きは変わらないのですが、ブースから出るのに苦労したり、お客さんが商品を見るのを邪魔したりせずにすみました。

視界を塞ぐ棚も殆ど置かなかったので全体が広く見通せます。その為、今までは「お客さんに足を止めてもらうこと」ばかりに必死になっていましたが、今回は自然と覗いてくれるお客さんが多かったので、キャラクターや商品の説明など楽しく会話する時間が増えました!

ちなみに「そんなにお金ないよ!せめてどちらか!」という方(分かります。ブース代も壁代も高いですよね…!)は、主観で申しますと広さより壁をオススメします。

扱っている商品や手持ちの什器もあるので一概には言えませんが、やはり壁があると自分のブースの世界観を他に影響されずに表現できると思うからです。壁があるだけで目立ちますしね。

カイアイコン  かっこよくて目立つ看板を作りたい!

看板3
看板2

黒い壁をレンタルしたので、ブース名の看板は目立つようにレーザーカッターで薄い色の木材(ヒノキベニヤ)を切り出したものを直接貼ることにしました。さぼってんの目やフキダシの「Tシャツ ¥1,000」の文字は黒く焦がした木材を切り出して重ねて貼ってあります。

ブースナンバーがあると、うちのサイトを目的としている方、また後で戻って来ようと思った方に見つけて貰いやすくなる気がしたので右上に貼りました。

今回私達は木材を切り出すレーザーカッターでの作業は特別に株式会社建築模型ねっと様にお願いして作って頂きましたが、レーザー加工機がある施設で機材をお借りして自分で作ることもできます。

文字間を崩さない看板の貼り方

1.レーザーカッターで切り出した文字と同時に、外側の部分も一緒にとっておきます。

2.文字の裏には接着剤を付けるであろう部分に養生テープを貼っておきます。(下の画像だと黒いテープの部分ですね。)

こうすることで、イベント終了時壁から剥がした時に養生テープを剥がせば文字を傷付けず再利用することができますよ。剥がす時は金属ヘラがあると便利です。

看板4

3.外側を壁にマスキングテープで仮止めします。外側は四角いので壁のヘリなどに沿って合わせると真っ直ぐ貼れます。

4.文字裏の養生テープ部分に接着剤を点々と少量付けます。スーパーXという接着剤を使用しましたが、剥がれることなくしっかりくっつきました。(スーパーXを塗ったあとは少し空気に触れさせておくと接着力が増します。)両面テープの場合はスポンジがついてる強力両面テープがおすすめです。薄く軽い木材を使用しているので、べったり付けなくても大丈夫です。

5.外側のくり抜かれた穴に沿って文字をはめていきます。

看板1

6.文字が壁にくっついたら外側の仮止めを外して完成です。

看板1

これにより、常連さんはブースを見つけてもらいやすく、初見の方にも目立つブースになりました。

スイアイコン  電源を使わない照明の作り方

照明

そして看板を照らすライト。これをつけようと思ったのはこちらのブログを参考にしたからです。

ブログにはこう書いてあります。

ライト必須

まわりとの差別化にはあったほうがいいです。

事前に申し込みましょう。

じっさいにお客さんとして会場をまわると感じますが、ライトの有無が印象をもんのすごく左右します。

電源代とクリップライトの購入で1万以上しますが、効果的につかえばそれ以上のリターンとしてかえってきますよ。

実は私達が作った照明は、スマホホルダーアーム電池型のLEDのマルチライトを組み合わせたものなんです。

マルチライトのスタンド部分を外し、黒いビニールテープで巻いてすべり止めをつけているものを、スマホホルダーアームで掴んでいる状態です。

クリップライトにしなかった理由は2つあります。

  1. 壁が厚いので(約4cm)クリップに挟まりきらない可能性がある
  2. 電源をレンタルしなかったので、電池式でなければならない

1つのライトにつき単4電池を3つ使いますが、1日の終わりには光量が大分減ってしまいます。

電池は100均で多めに用意しておいて、1日終わったら全部変えた方がいいでしょう。

cona ポスターフレームを斜めに設置

Tシャツ一覧

今回はTシャツをメインに売り出したかったので、Tシャツ一覧の大きめメニュー看板を壁より高めの位置に設置しました。

額を少し前のめりにすることで迫力が出ます。

少し力が必要ですが壁には画鋲を刺すこともできますので、画鋲を使って支えを作っていきます。

  1. 設置したいポスターの下のラインに画鋲を2箇所刺します。ここに額が乗ります。
  2. ポスター額の上部に紐を取り付けます。
  3. 壁の上部にフックを付け、このフックにポスターの紐を引っ掛けます。
  4. 額が少し前のめりになるよう、紐の長さを調節して完成。(短いと垂直に、長いと前のめりになります。)
図解

モカ_plus ウォールバーはセリアでお安くGET!

ウォールバー

セリア(100円均一)で売られているウォールバーが使えるんです!

様々なタイプがあり、かわいいうさぎのぬいぐるみやポストカードなど軽い商品を壁にディスプレイするのに活用しました。

設置は商品の安全を考えて画鋲ではなく木ネジを使用。こちらも女性ではちょっと力がいるかもですが、ドライバーでぐりぐり刺していきます。長さが有りすぎると反対側にネジの先端が飛び出してしまうので注意!

飛び出してしまった場合には後ろ側のブースに報告をし、ガムテープを被せるなどして安全になるよう対処しましょう。

壁の厚みや釘打ちについてはこちらのブログを参考にさせて頂きました。

 ディスプレイの什器は折りたたみ式で搬入出らくらく♪

その他、Tシャツディスプレイに使った棚や小物を置いていたテーブルは市販の折りたたみ式のモノを選ぶことによって、搬入出の際に嵩張らずにすみました。設置も簡単で便利ですよ。今回使ったものを参考までに紹介します。

Tシャツラック
机
鏡

さぼってん その他

キャラクター一覧 & POP

キャラクター紹介を壁に貼っておくことで、世界観を理解してもらいやすくなります。

POPはプリントした紙の後ろにスチレンボードを貼り付けると立体になって目立ちます♪

「Tシャツ ¥1,000」と言っているてとらも後ろにスチレンボードを貼っています。

黒い壁なので、白いポスカで直接文字やイラストを書き込んでも可愛いですね。

キャラ一覧
看板4

電源について

なくてもなんとかなりますが、余裕があれば電源をレンタルすると設営にも使えて便利です。上記で記した照明が電池式じゃなくても良いですし、看板を貼り付けるのにホットボンドも使用できます。タブレットで動画を流したりする場合の充電も容易ですね。

さぼってんgirl まとめ

  • お金があるならブースを広くしたり壁をつけよう
  • レーザーカッターで目立つ看板を作ろう
  • 電源を借りなくてもライトは付けられる
  • 大きい商品一覧で見やすく&分かりやすく!
  • 壁につける小さい棚は安くGETできる
  • 折りたたみ式の什器を選ぼう
ブース

如何だったでしょうか?

デザフェスでブースを作る際に参考にして頂ければ幸いです♪

  こちらのお役立ち記事もチェック!