壁を使わないデザフェスブースの作り方2
以前、壁を使わないデザフェスブースの作り方という記事を書いたのですが、さらに新しいアイディアを試しましたので記録しておきます!
前回の記事では有効ボードを配置するなど机上に小さい壁を作るようなアイディアが多かったのですが、今回はもう少し壁っぽいものが欲しい方へ。
過去のブースレイアウトの記事はこちらから!
・目立って見やすいデザフェスブースの作り方(壁あり編)
その他イベント出展時の持ち物に関しての記事はこちら
背景スタンドを活用する
撮影用の背景スタンドと布を使用し、壁の代わりにします。
使用した様子がこちら。今までの代替案で一番壁らしいのではないでしょうか。
買ったのはHemmotopの背景スタンドです。4000円くらいでした。
サイズは幅150cmx縦200cmと高さと大きさがそこそこあるので、1つあればSブース一つ分の横幅は大体カバーしてくれます。(いくつかサイズ違いがあるので注意してください。Sブースの横幅は180cmなので、それより小さいものを選びます。)
また、コンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利ですし、組み立ても簡単です。
ここで注意点がいくつかあります。
- 付属の布は防炎ではないので、別途防炎布を用意する
- 足が三脚になっているので配置の仕方や蹴飛ばさないように気をつける
- T字で支えているので重いものは掲示できない
下記で詳しく解説します。
1. 防炎布を別途用意する
付属する撮影用のクロマキー布は防炎布ではないので、イベントで使用する場合は別途防炎布を購入しましょう。Tetra Styleではいつも黒い布を使っているので、イメージを変えてブルーの防炎布を買ってみました!手前にテーブルがあって足元までは必要ないと思ったので、155cm巾で150cmの長さです。
最近では防炎布にオリジナルプリントできる業者もあるので、そういうのを活用してもいいですね!
後に書きますが、今回の簡易壁では重いものを掲示するのは困難なので、背景布にイラストや屋号を入れて看板の代わりにするというのはありだと思います。
2. スタンドが三脚であることに注意!
デザフェスはSブースだと奥行きが浅いので、配置の仕方には注意してください。
スタンドの足が三脚になっているので、頂点になる足を自分のブースに向けるように配置します。後ろのブースにはみ出さないよう注意してください。
ブースから移動する際も足を引っ掛けないように注意です。
また、屋内ではそこまで心配はなかったのですが、屋外イベントで使用する場合はより注意が必要です。布が風の煽りを受けてスタンドごと傾倒する可能性が高いです。その場合は三脚に重しを括り付けるなどして倒れないように工夫してください。
スタンドがT字なので、布は上部でしか固定できない点にも注意が必要です。(風が吹くと布ごとバサバサしてしまう)
3. 重いものは掲示できない
T字のパイプと布を固定しているクリップはそこまで強固ではありません。重いものを掲示すると倒れたりパイプが曲がったりするリスクがあるので控えましょう。
写真で飾っているイラストは、いつもお世話になっているプリオさんで印刷したA0の変形発泡パネルです。この程度がギリギリかなと思います。
あくまで簡易壁なので、イラストをたくさん飾りたいというのには向きませんが、屋号の看板を付ける程度なら可能です。
その他の装飾には風船とガーランドと軽いものばかりです。
が、こちらの風船は布と養生テープの相性が悪くて度々外れかかってしまいました。装飾する場合は事前に設置の仕方をシミュレーションしておくと良さそうです。
素敵なイベントライフを!
コロナが5類になり、イベントにも活気が戻ってきました。
またイベントに出展してみようという作家さんも多いと思うので、これらのブース作りの記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
それでは!