ギフトショー&オーダーグッズビジネスショー出展レポート!その2

2017年9月27日 at 4:02 PM

製品サンプル

 

スイアイコン  brother×Tetra Style! brother製品でモノ作り♪

レポートその2ではbrother製品を使って作ったサンプルたちをご紹介です!

まずはTetra Styleではおなじみ、ガーメントプリンター!使用したのは発売されたばかりのこちら!!

 

cona  発色・速度パワーアップ!ガーメントプリンターGTX!

 

 

新しいGTXは発色がすごい!RGBに近い色味も結構再現できるんです!

Tシャツ1

濃色地のTシャツの場合は白インクを先に刷るのですが、全然下のTシャツの色が透けません。

だから黒いTシャツでもプリントはこの通り鮮やかきれい♪

Tシャツ2

そしてこちらはイベント限定デザインで作ったジェイティ×Tetra Style Tシャツです♪

Tシャツ3

Tシャツ4

ピンクの発色が鮮やか!!

実はデザフェスで販売しているくつろぎTシャツもGTX製なんですよ!

鮮明なプリントを手にとって見てみてね!

 

 パソコンなしでお手軽!ScanNCut(スキャンカット)!

続いてはこちら。ScanNCut(スキャンカット)!

スキャン機能が付いたカッティングマシーンは、液晶で簡単に操作ができます。

パソコンいらずでその場でPOPを作ったり、シールのハーフカットができたりする優れものです!うちも導入したいー!!

スキャンカット

スキャンカット2

モカとしぃるを印刷したシール紙をセットしてスキャン!液晶画面にスキャンした画像が出ています。

スキャンカット2

画像まわりがカットされていきます。

スキャンカット3

こんなにきれいにカットできました♪

スキャンカット4

カットしたシールを引き出しにペタッ♪ ハサミで切るのとでは出来が全然違います!

 

カイアイコン  オリジナルリボンが作れるTAPE CREATOR PRO(テープクリエイタープロ)!

雑貨屋さんやケーキ屋さんがラッピングに使う、ロゴやイラストが入ったオリジナルリボンって見ますよね?

あんなリボンが一瞬で作れてしまう機械なんです。金や銀の印刷もできるので、とっても高級感がありますよ!

テープクリエイター

印刷シーンは早すぎて撮影できませんでした…!

テープクリエイター2

使うのがもったいないくらい、とてもかわいい!

テープクリエイター3

テープクリエイター4

アップだとこんな感じ♪

テープクリエイター、実は印刷できるのはリボンだけではありません!

ダンボールを梱包するテープにも印刷できるんですよ。こちらは水色のテープに白で印刷しています♪

使うのがもったいないような…逆にいっぱい貼りたくなるような…(笑)

テープクリエイター5

 

てとらアイコン2 brotherと言えばコレ!自動で速い職業用刺しゅうミシン!

今洋服でも刺繍入りのものが流行ってますよね。

刺繍が入っているだけで高級感があり、プリントとはまた違った良さがあります。

複雑なデザインでも素早く美しく仕上げてくれるのがこのbrotherのミシンたちです!

刺繍ミシン1

10針付きなので、10色まで糸の付け替えなしで刺繍できます。

刺繍ミシン4

画像を刺繍データに変換。刺繍になると布が引っ張られて縮むので、テストしてデータを修正していきます。画像は色糸設定画面。

刺繍ミシン2

トートバッグに刺繍したスイの線画。

刺繍ミシン5

小さいサイズのカイの刺繍。ハンカチや靴下のワンポイントにしたい!

刺繍ミシン3

線画はもちろん、塗りつぶしも小さいサイズもご覧の通り!再現度高いです。

刺繍は縫い方向によって立体感がUPしたり、イメージが変わったりするそう。

よーく見ると確かにてとらの腕とお腹では縫い方向が違いますね!

縫い方向はデータ作成時に専用ソフトで設定ができるのですが、より美しい刺繍は丁寧なデータ作りがポイントのようです。

 

しぃるアイコン2  金属にイラストを付けたいならレーザーマーカー!

なんだか少し電子レンジみたいな見た目のこちらはレーザーマーカーLM-2500!

布にプリントや刺繍もいいけれど…アルミ製の名刺入れや鏡、スプーンやフォークにイラストや名前を入れたい!なんていう時にピッタリな、金属に彫刻をする機械です。

レーザーマーカー

レーザーマーカー2

アルミ製の鏡をセット

レーザーマーカー3

彫刻されたものがこちら!出力が弱めだと白っぽくさり気ない彫刻になります。おしゃれ〜!

レーザーマーカー4

こちらは同じ素材で出力は強め。薄茶で遠くからでもはっきりと分かる彫刻になりました!

素材を削っているので、水に濡れたり拭いたりしても落ちることはありません。

お気に入りのイラストが入るとずっと大切に持っていたくなりますよね♪

 

  なんとハンコまで!?Stamp creator PRO(スタンプクリエイタープロ)!

Stamp creator PROは、その名の通り浸透印があっという間に作れちゃう機械なんです。

浸透印というのは、封筒に押す「請求書在中」とか、宅配便が来た時にポンと押せるネーム印とか、朱肉がいらないタイプのハンコのことです。

スタンプクリエイター

↑「請求書在中」とかイラスト印は通常こういう大きめの四角いのですね!写真もスタンプに出来ちゃう。

でも今回は…あえてネーム印にイラストを入れて貰いました!!それがこちら!

スタンプクリエイター3

スタンプクリエイター4

細い部分まではっきり出てます!すごーい!

あえて作ったから当たり前なのですが、持ち手の見た目がまんまネーム印なのが逆に面白いです(笑)

宅配便が来たらついついコレを押したくなっちゃいますね!

ちなみにイラスト+ネームでも作れますよ♪

 

さぼってん まとめ。brother製品でモノ作り、たのしすぎる。

キャラクターが色々な形になると、イラストだけでは味わえない可愛さと楽しさがありますよね!

プリント、刺繍、リボン、ハンコなどなど、それぞれ特徴があって、またそれを何に使おう、どう加工しようという無限の可能性とワクワク感が広がっていきます。

ああー!モノ作りってなんて楽しいんだろう!!

以上、brother製品体験レポートでした!

ライブペイント&お絵かきセミナー「イラストの仕事をのぞき見!」を開催しました

2015年11月4日 at 1:38 PM

植田えりか ゆめいろカフェセミナー

IMG_9157

2015年11月1日、委託販売やコラボメニューでお世話になっている新大久保のゆめいろCafeさんにて、ライブペイントをまじえたおえかきセミナー「イラストの仕事をのぞき見!」を開催しました。ご来場の皆様、ありがとうございました!

 

しぃるアイコン2 キャラクター・ブランドの話&ライブペイント

Tetra Style ライブペイント

第一部では、キャラクター・ブランドについての考え方、企業の戦略、画風の研究方法についてお話したあと、水彩色鉛筆でライブペイントを行いました。

色鉛筆で着色しながら水筆で溶かしていく工程は独特なので初めて見た方も多かったのではないでしょうか。

(鉛筆の持ち方が変ですね…!分かっているのですがもう治りません…笑)

 

スイアイコン 依頼されたイラストを描こう(ヘタウマに!)

IMG_9228

第二部では、お客さんに依頼されたイラストの描き方講座です。

落書き感のある、大人向けのヘタウマな動物を描いて欲しい」という実際の依頼にそって、どうすればヘタウマに描くことができるのか、その工程やコツを解説。

IMG_9219

シロクマの写真を配り、参加者のみなさんにも一緒に描いてもらいました!

IMG_9218植田えりか セミナー IMG_9229

写真を見てできるだけリアルに描いてから、その特徴を残しつつ何段階もデフォルメしていきます。

最終的には瞳の描き方やポーズを人間のようにすると、キャラクターっぽくなります。

 

お客様の目的やイメージを汲み取るための資料や裏話も公開。

依頼されたイラストのお仕事は、新たな画風に挑戦できるのも醍醐味です!

 

usagi ツイキャスでライブ配信!

植田えりか ゆめいろカフェセミナー

当日の様子はツイキャスでライブ配信していました。

こちらから録画を見ることができます♪

 

cona 当日を終えて…

日常の中では毎日イラストを目にしていても、制作の工程はなかなか知る機会がないのではないでしょうか。

今回のセミナーを通して、お仕事としてイラストを描くことの、奥深さややりがいをみなさんにお伝えできていたら嬉しいです!

 

カイアイコン セミナー、ワークショップ、イラストのご依頼はこちら

株式会社ルースヒースガーデンでは、今回のようなセミナー、ワークショップ、イラスト制作などのご依頼をお待ちしています!どうぞお気軽にご相談ください。 ご連絡はこちらから。shop@tetrastyle.info

 

てとらアイコン2 関連記事

電解マーキングで金属にイラストを描く!

2014年8月25日 at 5:26 PM

電解マーキング01

紙や布へのプリントはインクジェットプリンタで出来る。

じゃあ金属にイラストを描きたいときはどうするの!?

さて、今回は印刷…とはちょっと違う、電解マーキングについてです。

今回も理想科学工業さんとDIY女子部さんが主催するワークショップにお邪魔させて頂きました。

まずは「電解マーキング」という言葉を聞きなれない人が多いと思うので、その説明から。

 

しぃる 電解マーキング?

『電解マーキングとは、電気の腐食作用で金属の表面にマーキングする技術です。

シルクスクリーンの版と電解マーキング装置を組み合わせ、通電してエッチングします。

通電可能な金属素材が対象です。』

(理想科学工業株式会社電解マーキングの資料より)

 

ふむふむ…わかったような…わからないような……。

とりあえず、制作工程を見てみよう。

今回はステンレスの板に、持ち込んだデータをマーキングしてみます。

 

電解用データ(Tetra Style)

持ち込んだ電解用データその1

 

電解用データ(かわいいうさぎ)

持ち込んだ電解用データその2

 

 

tetra またも登場 GOCCOPRO(ゴッコプロ)!

GOCCOPRO100

GOCCOPRO100

 

前回はGOCCOPRO QS200という機種でしたが、今回は もっと小型のGOCCOPRO100です。

こちらは本当に家庭にある普通のプリンタみたいなサイズと動きで、PCからデータを送って印刷ボタンを押すと、すぐにぺろっとスクリーン版が製版されてでてきます。

相変わらずお手軽。うーん、便利。

前回はシルクスクリーンに使用しましたが、今回は電解マーキングなので枠にはめたりはせず、版をそのまま使います。

抜けている絵柄の部分が分かりにくいので、マジックで絵柄の四隅にちょんちょんと印を付けます。

電解マーキング版

試し用のステンレス台の上に版をテープで固定。

ん?このステンレス台に繋がってる赤いクリップのコードはなんだろう?

電解マーキング02

 

 

cona 電解マーキング装置 GP-8r!!

電解マーキング装置GP-8r

電解マーキング装置 GP-8r

 

これが電解マーキングする装置!これにつながっていたんですね。こちらの機械もかなり小型です。

もう一方の黒いクリップのコードはハンドマーカーに繋がっています。

ハンドマーカー

ハンドマーカー

 

シートと試し台の間に本番用のステンレス板をセット。

ハンドマーカーの先を電解液に浸し、スイッチを入れて、スクリーン版の上を軽くくるくる当てていきます。

ハンドマーカーをくるくる…

ハンドマーカーをくるくる…

 

スクリーン版をめくって、ステンレス板を水で磨いてみると ……

ステンレスに電解マーキング(Tetra Style)

じゃじゃーん!!!

こんなに綺麗にイラストが描けました!!

金属を腐食させているので、インクと違って擦っても消えません♪

ちなみに電解マーキング装置をよく見ると、「Black」「White」のスイッチがありますね。

そう、実は白色に描くこともできちゃうんです!

それがこちら。白もかわいい☆

ステンレスに電解マーキング(かわいいうさぎ)

金属に描くのもこんなに簡単にできるようになったんですね…!感動です。

ちなみに電解マーキングという手法自体は新しい訳ではないのですが、GOCCOPROで手軽に作れるようになった版を応用するために電解マーキング装置GP-8rが作られたんだとか。

(電解マーキング装置GP-8rのGPはGOCCOPROのGPなんですって。)

 

さぁ、これを使って何を作り出そうか……わくわくが止まりませんね!

brother社製ガーメントプリンターでセミオーダーTシャツを作りました

2014年8月19日 at 5:23 PM

赤レンガ倉庫のイベントでは、Tシャツのセミオーダーを受け付けました。
ご購入して下さった方、ありがとうございました!
特に従来のファンから好評で、まとめ買いをして下さった方も…嬉しい♪

Tetra Style スペード柄てとらTシャツ

さて、今回は、このTシャツがどうやって作られたのか?というお話です。

Tシャツといったら、キャラクター商品の定番!
Tetra Styleもずっと作りたかった商品(リクエストも多かった)なのですが、これがなかなか実現が難しかったのです。

なぜなら、小ロットでの制作ができないから。

しかも、レディースサイズもメンズサイズも、キッズの10センチきざみのサイズも欲しいし、色も柄もたくさんある中から選びたい…!それがTシャツというもの。

でもそうするとなおさら在庫を持ちにくい。組み合わせだけで何百種類にもなってしまうのです。

なんとか多品種少量生産を実現したい…むしろ、必要なサイズや色だけをセミオーダーで作れたら理想的です。

そこで見つけたのが、業務用インクジェット機、ガーメントプリンター

 

スイアイコン ガーメントプリンターとは?

ガーメントとは、衣類のこと。
まさにTシャツを印刷するためにあるインクジェットプリンターです。

家庭にある紙用のインクジェットプリンターと同じ感覚で使うことが出来ます。
つまり、パソコンのデータをプリンターに送れば、Tシャツに直接印刷することができるのです。

一般的なスクリーン印刷では、多くの工程を経て「版」をつくり、それを布の上にのせて、インクを調合して、一色ずつ色を塗って…と、とても手間がかかる。
しかも同じ版を使い続けなければコスト的に元がとれません。

でもインクジェットプリンタだったら、一枚ずつ「印刷」するだけ。
デザインも一枚ずつ変更できます。

だから沢山試作品を作りながら

「やっぱり、このイラストはもっと小さくする?」

といった微調整もできますし、
一枚ずつ違う名前やシリアルナンバーを入れることだってできちゃいます!

 

tetra 製作工程

今回は、ある工房でbrother社ガーメントプリンターGT-381を使う機会を得ることができました。

自分だけのTシャツがスマホで作れると話題になったユニクロの「UTme!」もめざましテレビで紹介されていたようにブラザーさんのガーメントプリンターを使用しているとか!

まず、表面のほこりやシワをとります。

IMG_3129

次に、白インクを使う場合は下処理剤を噴射し、ヒートプレスで熱を与え、平らにします。

IMG_3108

プラテンという、Tシャツを載せる台をセッティングします。

IMG_3300

プリンタのインクはこんなかんじ。タンクが大きいですね! 特に白インクは絵柄の下にたっぷり敷くことが多いのでたくさん入っています。

IMG_2886

ついにプリント!動画を撮影したので御覧ください。

 

できましたー!!! 細かい部分まで、とても綺麗に印刷されています。

IMG_3120

最後に、水を吹きかけながらヒーターで温めてインクを定着させます。 必要に応じて何度か温めます。

IMG_3305

しっかり干して、完成です。

IMG_3302


 

usagi Tetra Styleはこう思った

これまでもパーソナルファブリケーション(レーザカッターとか)と呼ばれる分野に積極的に参加して最新技術との融合を目指してきたTetra Styleですが、まさかオンデマンド印刷技術がここ数年でめきめき進歩しているとは、気付いていませんでした。

布に手軽に印刷ができるというのは実はすごいことです。

だって、身の回りの日用品のあらゆるものが布でできているから。

Tシャツなどの衣服はもちろん、カーテン、テーブルクロス、ソファ、クッション、枕、ベッドシーツ…
見渡してみれば、家の中には布製品がいっぱい。

Tetra Styleの目標のひとつが、これまで額に入れて「鑑賞」する用途しかなかったイラストレーション絵画をもっと日常に取り入れること。

絵を描く人やグラフィックデザインをする人がガーメントプリンターを手にしたら、どんなものが生まれてくるでしょう?

Tetra Styleは、引き続きオンデマンド印刷の可能性を探るべく、いろいろな製品を作っていきたいと考えています。

 


 

cona こちらもどうぞ

【レーザーカッター】スイの革しおり制作動画

2014年8月6日 at 2:59 PM
レーザーカッターでスイの革しおり(Tetra Style)

スイの革しおり

 

赤レンガ倉庫のイベントにて好評だったので、Youtubeに「スイの革しおり」制作動画をアップしました。

レーザーカッターは、木材、アクリルなど様々なものが短時間で切ることができる機械です。
レーザーの光で切っていく様子がかっこいい!

20秒程度の動画です。

 

 

モカ_plus これもレーザーカッターで作りました

− モカの革鏡 ー

レーザーカッターで制作したモカの革鏡(Tetra Style)

革だけではなく、鏡もレーザーカッターで切断しました!
糸通し用の穴も開けておけば、とっても綺麗に縫い合わせることができます。

 

Tetra Styleはデジタル技術とキャラクタービジネスの融合を目指し、レーザーカッターなどのパーソナル・ファブリケーションと呼ばれるものづくりの手法も積極的に取り入れています♪

 

Special Thanks
FabCafe Tokyo